都市向けカーポート「エフルージュ」の品ぞろえを増やす
T字型の柱を採用して車庫以外にも有効活用できるタイプや、耐雪性能が高いタイプを発売する
「エフルージュプラス」は柱の形状を工夫
従来はL字を逆さにした柱が一般的だが、T字型にすることで屋根の面積が大きくなり、駐車スペースの横に自転車を止めるなど広々と使える
「エフルージュワン50」は既存の製品に比べて耐雪強度を2.5倍の50cmに高めた
柱や屋根に耐久性の高い素材を採用した
TEL.0466-88-7171
〒252-0805 神奈川県藤沢市円行1-15-22
都市向けカーポート「エフルージュ」の品ぞろえを増やす
T字型の柱を採用して車庫以外にも有効活用できるタイプや、耐雪性能が高いタイプを発売する
「エフルージュプラス」は柱の形状を工夫
従来はL字を逆さにした柱が一般的だが、T字型にすることで屋根の面積が大きくなり、駐車スペースの横に自転車を止めるなど広々と使える
「エフルージュワン50」は既存の製品に比べて耐雪強度を2.5倍の50cmに高めた
柱や屋根に耐久性の高い素材を採用した
除菌・消臭効果があるというシャープの「プラズマクラスター」技術を採用したトイレと温水洗浄便座を4機種から8機種に拡充する
便器の中にイオンを放出して除菌する効果があり、臭いの発生の抑制にもつながるという
シャープの技術を活用、便器の内部にイオンが行き渡り、フタや便座の裏やノズル周辺も除菌する
これまで高級機種のみで展開してきたが、搭載機種を広げる
部屋で使うLEDシーリングライトの新機種
照明の外枠部分に部分的に光を当てることができる小型のスポットライトを3個搭載
スポットライトには肌の色や料理を美しく見せることができる光の制御技術を採用した
明るさを調整して部分的に照らしたいというニーズに応える
搭載するスポットライトは可動式で外側に45度、内側に30度、横方向に25度回転させることができる
企業向けLED照明に採用している光の制御技術を、市販のLED照明でも初めて採用した
光の成分を調整することで、料理や人の肌などをより本来の色に近い自然な色合いで照らすことができる
部屋の広さに合わせて4機種を用意
軽量で現場の作業負担を減らせる壁材を開発
コンビニなどの商業施設や学校、福祉施設向けの壁材
従来のALC(軽量気泡コンクリート)の5分の1以下と軽く、クレーンなどを使わなくても少人数で施工することが可能
建設現場での人手不足に対応、作業効率の向上が見込める
開発したのは既に販売している「ダイライト」(商品名)の改良版
火山灰を原料としており、軽量性に優れているほか、燃えにくいのも特徴
下地にダイライトを複数枚張り、その上に金属製の外装材を張り付ける
1枚のダイライトは1㎡あたり約8kgで、壁と下地材が一体となっているALC(同45kg)の5分の1以下の重さなので、施工負担を減らすことができる
価格は未定だが、作業効率が向上する分、人件費の圧縮を進めることが可能になる
これにより施工コストの削減が期待できる
【ダイライト】
火山灰とロックウールを混ぜた自社開発の無機質パネル
強度や耐久性、防火性に優れているのが特徴で、主に木造住宅の下地や不燃の内装壁材として使われている
冷凍・冷蔵庫や低温倉庫など向けの空調機器をモデルチェンジし、2015年3月に発売予定
時刻に応じて設定温度を自動変更できる機能や、庫内の空調機についた霜を取る時刻を設定できる機能を追加
顧客から要望の多かった機能を盛り込んで使い勝手を改善した
発売するのは「冷凍ZEAS」と「冷蔵ZEAS」シリーズの冷却能力などが異なる16機種
エアコンの室内機に当たる「庫内ユニット」には霜が付く
従来機は3時間ごとや6時間ごとなど一定の決まった時間に除霜する機能しかなかったが、利用者が決めた特定時刻に除霜できる機能を加えた
リモコンは高精細な表示ができ、暗い庫内でも見やすいようにバックライト付きにした
また来年には小型空調機のモデルチェンジを実施予定
高級内装建材「グランドライン ラフィス」を2015年1月に発売
アルミを使って強度を保ちつつ、ドアの枠を極限まで薄くして、すっきりしたデザインにした
室内ドアや引き戸、クローゼットドアなどを用意
アルミ材を使うなどドア枠の構造を改めて、壁に接する部分の幅を従来の24ミリから5ミリに薄くした
ドアと壁の一体感が出やすくなるため、デザイナーズ住宅などからの引き合いを見込んでいる
高機能トイレ「ネオレスト ハイブリッドシリーズ」の最新機種3製品を2015年2月に発売
殺菌効果のある「次亜塩素酸水」でアンモニアを脱臭する機能を新たに開発し、最上位機種の「AH」と「RH」に搭載
停電しても便器を洗浄できる機能も加え、使いやすさを高めた
最上位機種では、水道水を電気分解して作る次亜塩素酸水を使った機能を拡充
次亜塩素酸水を含んだフィルターにアンモニアを集めて脱臭する機能を初めてつけたほか、便器を使った後に便器の内側に次亜塩素酸水を吹きかけて除菌する
次亜塩素酸水は時間がたつと水に戻るため、環境負荷がかからない
店舗・オフィス向けエアコンの新製品を2015年2月2日に発売予定
新しい構造の熱交換器を採用して省エネ性能を向上させ、現在普及している製品に比べ消費電力を最大7割削減できる
室内機の形状などが異なる12種類を用意する
『ファイブスタージアス』シリーズの新製品は商店や飲食店、事務所など11~152平方メートルの広さの店舗に対応
新製品は熱交換器の配管が細いのが特徴
熱の運び役である冷媒の流路1本当たりの大きさを直径1mm程度と従来の約7mmより細くすることで、熱交換できる面積を広げ、効率的に冷暖房できるようにした
省エネ性能を高めるには熱交換する面積を広げる必要があるため、室外機が大きくなるのが一般的だが、室外機を大きくせずに省エネ性能を高めた
地球温暖化に与える影響度を示す「地球温暖化係数」が従来の3分の1の冷媒「R32」を採用する
新開発の熱交換器では充填する冷媒が少なくて済み、従来のエアコンに比べ温暖化係数を76%低減できる
ビル用マルチエアコンで省エネ効率を約2割高めた新機種を2015年3月から販売する
稼働時間の約9割を占める平温時での運転効率を高めた
新たに室温から冷媒の温度を調節する機能を搭載し、冷媒の圧縮過程も見直した
平温時の運転方法を大きく見直し、消費電力を引き下げた
室内機が室温に合った冷媒温度を計算し、室外機が安定して稼働するようにした
これまでは冷媒の温度を固定しており、室外機の断続運転が起こるために効率が悪かった
室外機に内蔵する圧縮機の構造も見直した
冷媒を均一に圧縮する機構を開発し、圧縮効率を10%高めた
冷媒が潤滑油に溶け込まないよう設置するヒーターも、油温に合わせて稼働する方式に変えた
22.4~118キロワットまでの全18機種を用意した
2014年8月28日付の某新聞に、三浦俊彦氏(中央大学商学部教授)の目という欄に興味深いコメントが掲載されていたので、全文をご紹介しようと思います。
「集団主義の社会」と言われる日本だが、そこには①同調志向(相手に合わせる)、②甘え志向(相手に合わせてもらう)という2つの側面がある。
集団主義と言うと、集団(相手)に「合わせる」イメージが強いが、相手側から見ると「合わせてもらう」ことになるわけで、コインの表裏だ。「『甘え』の構造」の著者、精神科医の故土居健郎氏によると、ここでの「甘え」は、他人の愛や甘やかし、親切に寄りかかりたい願望のことで、日本では親子関係だけでなく、夫婦、師弟、上司と従業員、企業と消費者など、成人後も至る所でみられるのが特徴という。
このような甘えたい消費者を先回りした、かゆい所に手が届くさまざまな取り組みが日本企業の得意とするところであり、日本のモノづくりの「甘え志向的特徴」と呼ぶことができる。
その代表が、NHKのBS番組「COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン」の外国人を対象にした調査で以前、「最もクールなもの」として1位に輝いた温水洗浄便座だ。
その先駆者、TOTOは、米企業が1960年代に開発した痔(じ)の患者向け医療用便座をヒントに開発を始めた。使い勝手がよくなかったことから、徹底的に検討を重ね、温水の噴射角度は43度がよいこと、水温はセ氏38度が適温であることなどを突き止め、80年に第1号を発売した。
その後も、便座温度の調節、噴射の強弱の切り替え、マッサージ洗浄、温風乾燥、便座蓋の自動開閉などなど、まさに甘えたい消費者に対して、かゆい所まで手の届くフルサービスの日本的対応を行っている。
サービス業では宅配便が代表例だ。日本では大和運輸(現ヤマト運輸)が76年、「宅急便」のサービス名で行ったのが始まりだが、80年代に急成長し、今や多くの企業が展開している。当初は普通の荷物だけだったが、クール宅急便やゴルフ・スキー便なども生まれ、さらに指定日配達や時間帯配達、また着払い制度や代引き制度など、サービスはどんどん多様化している。
荷物を自宅に取りに来てくれるサービスもあるし、配達時に不在だと再配達も頼める。海外ではこのようなサービスは少ないようで、至れり尽くせりの日本的対応と考えられる。
消費者を先回りして、非常に便利な、何でもできる製品・サービスを作り込む日本企業のこうした甘え志向的特徴は、日本的モノづくりの強みになっている。
全文をご紹介しました。最後までお読み頂き、ありがとうございました