軽量で現場の作業負担を減らせる壁材を開発
コンビニなどの商業施設や学校、福祉施設向けの壁材
従来のALC(軽量気泡コンクリート)の5分の1以下と軽く、クレーンなどを使わなくても少人数で施工することが可能
建設現場での人手不足に対応、作業効率の向上が見込める
開発したのは既に販売している「ダイライト」(商品名)の改良版
火山灰を原料としており、軽量性に優れているほか、燃えにくいのも特徴
下地にダイライトを複数枚張り、その上に金属製の外装材を張り付ける
1枚のダイライトは1㎡あたり約8kgで、壁と下地材が一体となっているALC(同45kg)の5分の1以下の重さなので、施工負担を減らすことができる
価格は未定だが、作業効率が向上する分、人件費の圧縮を進めることが可能になる
これにより施工コストの削減が期待できる
【ダイライト】
火山灰とロックウールを混ぜた自社開発の無機質パネル
強度や耐久性、防火性に優れているのが特徴で、主に木造住宅の下地や不燃の内装壁材として使われている