カバーの内側に虫が侵入しにくい住宅用ＬＥＤ照明器具

従来品はカバーと照明本体の間に隙間があるため、熱におびき寄せられて虫が入り込むことがあった

新製品は防虫剤を染み込ませたパッキンで隙間をなくし、虫の侵入を従来品に比べて９５％減らした

カバーは汚れが付きにくい特殊な樹脂でコーティングされており、掃除の手間が省ける

公共施設向け温水洗浄便座「ウォシュレットＰＳ」

リモコンのボタンを押すたびに発電し、その電力で作動する

電気工事や電池交換が不要で、施設管理の手間を省ける

水道水を電気分解して作る「次亜塩素酸」でノズルを洗う機能も付けた

公共施設やオフィスビル向けのトイレの新製品「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」

タンクに貯めた水と給水管からの水を併用する新たな洗浄方式を採用

貯水量が３リットルの小型タンクでＯＫ

続けて洗浄する際の間隔をタンク式トイレに比べて３分の１にあたる約２０秒に縮めた

トイレの混雑緩和につながる

光りを遮って雑草の成長を抑える防草シート「グラスバスター」

３層構造の織物で、９９.９％以上の日光を遮断する

日陰ができると発電効率が落ちてしまう太陽光発電施設や庭先、駐車場での採用を見込む

素材は１平方メートルあたり縦４千本、横２千本の繊維で構成

建設予定地や庭の砂利下に敷き詰めると雑草の光合成を抑えられる

除草剤を使わないため、環境への負荷が低い

一般家庭だけでなく、太陽光発電施設・携帯電話基地局・道路や線路の管理事業者など幅広い分野へ売り込み

デザイン性を重視した化粧板の新ブランド

木目調などが主流だった汎用的な既存製品と異なり、奥行きのある複雑なグラデーションや花柄などをあしらった製品

外部デザイナーのアイデアなどを意匠に取り入れ、芸術性を高めた商品として売り込む

商業施設などの非住宅分野で需要を開拓する

新ブランドは「プラスワンダー」

フェルトのような質感の化粧板に複数の色をにじませた製品、白地に鳥を描いた製品など４３種類を揃えた

商業施設の壁やテーブルの天板などの用途を提案していく

住宅分野では意匠重視のデザイナーズマンションなどへの導入を目指す

窓の外で日光を遮って空調効率を高める日よけ「日射遮蔽スライディング　オープンルーバー」

室内への熱の流入を抑えることができ、冷房の費用と二酸化炭素の排出量を２３％削減できる

地面と平行の細長い板を互い違いに組んだ構造

太陽光が高い角度から入ってくる夏は板が光りを遮り、低い角度から入る冬は遮りにくくなるため、一定程度光りを取り込むことができる

日光を遮る製品としてはブラインドが一般的だが、通常は室内に取り付けるため、熱の流入は防げなかった

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大幅に改装しなくてもトイレ空間の間口を広げて、簡単に車イスでの入室や介護ができる「ひきドア」

引き戸のようにドアを引いてから、ドア部分を手前に引っ張ると折り畳まれて間口を広げられる

業界初の２段階型の機構が特徴

従来の引き戸の代わりに取り付けられるため、リフォームに最適

トイレに入って便座が横向きに設置されているタイプ向けのドアで、最大１１３ｃｍの開口幅を確保できる

介助者が抱えなくても要介護者はそのまま横から便器に乗り移れる

車イスを使わない場合は通常の引き戸として使える

将来の家族の高齢化をにらんだ商品

ドアの色は白や黒など６種類

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YKKAPはテラス全体を覆い、雨が入らないようにする囲い「サンフィールⅢ」に木調の外環シリーズを追加すると発表した。
生活習慣の変化や中国からの大気汚染物質飛来などを背景に、天候に関係なく洗濯物を干せるテラス囲いへのニーズが高まっている。
品ぞろえを増やし受注を積極的に取り組む。

木調の柄をプリントした部材を枠に重ねて木材のような外観に仕上げた。

微小粒子状物質（PM2.5）や黄砂、花粉などが問題になるにつれて、屋外で洗濯物を干すことをためらう人が増えている。ゲリラ豪雨など突然天候が変わることもしばしばあるため、テラス囲いやバルコニー囲いが注目を集めている。

覆いの下でバーベキューやガーデニングなど余暇を楽しむ人も増えているという。

YKKAP　サンフィールⅢ
木調の外観が特徴、他の部材との統一感を図れる

郵便受けや表札を納めた機能門柱「アクシィ」
門柱を置く敷地の状況に合わせて、郵便受けなどパーツの組み合わせを変えることができる
１本柱の「１型」と２本柱の「２型」を用意
平面の門柱の中に別売りのインターホンやＬＥＤを内蔵し、シンプルなデザインにした
玄関の敷地の状況や動線に応じて、郵便受けの投函や取り出し口を選べるようにした
LIXILが手掛けるデザイン性を高めた外壁などの部品と組み合わせて設置することも可能
玄関周りを統一感のある設計ができる

パナソニックはオフィス向けＬＥＤ照明の主力機種「ｉＤシリーズ」を従来の３倍の１２００に増やす

営業人員も１５０人に増員し、都内のショールームも約７００㎡に広げ、５２０点の製品展示へと拡充する

２０１２年に投入した「ｉＤシリーズ」

蛍光灯と取り換えて使い、照明のライトと器具が一体になった製品

取り付け後にもライト部分を好みに合わせて取り換えられるのが特徴

値ごろ感のある価格が受け入れられ、発売後１年間で１００万台を出荷

約４割発光効率を高めた省エネ性の高い機種を２０１４年２月から順次投入

器具の形状を変えたり、センサー機能を搭載した機種を増やす

センサー機能は、人がその場にいるかどうかを把握したうえで周囲の明るさを見極めて照明具合を調整するため、節電につながる