集中豪雨などによる路面の冠水を防ぐ側溝システムをイトーヨーギョーが開発
水が外部にしみ出る浸透管を側溝下部に付け、溜まった雨水を地中に逃がす
通常は側溝に集めた雨水を下水道に流して処理するが、集中豪雨に見舞われると雨水があふれて、道路が冠水する原因となっていた
新たな側溝システムは、水を透過する性質のあるポーラスコンクリートで作った浸透管を地中に埋設し、そこから水が流れ出るようにした
微小な穴からしみ出るように水が出るので、土壌を崩す心配も小さい
試算では、幅8mの道路の側溝に浸透管を据え付けた場合、1時間に70mmの豪雨でも冠水しないという
但し、効果は地質に左右される